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Quilt についてQuilt は携帯電話に情報を配信するためのフレームワークです。ここでは、Quiltの概要・コンセプト等を紹介します。 Quilt の概要
情報配信のシステムQuiltは携帯電話による情報配信をできるだけ効果的に行うためのシステムです。 携帯電話によって情報を配信する際の弱点・欠点を補って送る側も受け取る側もなるべく「なめらかに」情報のやりとりができるようにするためのシステムです。 Quiltは特定の形式や特定の内容に特化したシステムではありません。 携帯電話用のソフトウェアには漫画の効果的な表示や本の閲覧、株価チャートなどに特化したものなどがみられます。 このQuiltシステムは、そのように特定の情報表示に特化したものとは異なり、ホームページのブラウザのようにいろいろな情報を表示することが可能です。 特徴Quiltの主な特徴は次の通りです。
情報をまとめて配信携帯電話のホームページへアクセスすると、一ページごとにネットアクセスして待たされ、何かをダウンロードするたびに待たされ、と、かなりイライラします。 そんなとき、Quiltシステムを利用すれば、まとめてダウンロード、あとでゆっくり見る、といったことができます。ページ内に含まれる絵や写真も当然まとめてダウンロードしてくることができます。 逆に、必要な時にだけダウンロードすればよいという情報に関しては、全体のデータの中に含めず、必要なときにダウンロードするといったことも可能です。 マルチメディアQuiltでは、絵・写真と文字を簡単に扱うことができます。さらには音と動画なども扱うことができます。また、場面と場面の移動にトランジション効果を設定したりなど、今までの、文字だけであったり少しだけ絵が入っているようなホームページとは異なり、効果的に情報を配信することができます。 ネットワーク・ストレージ対応携帯電話に多くの情報を効果的に配信するのは、かなり難しい作業です。画面やキーが小さいのもさることながら、ネットワークのスピードやストレージ(レコード:保存領域。パソコンでいうハードディスクのことです。)の制限なども難しい問題です。 Quiltでは、これらのネットワークでのデータのやり取り、ストレージ(レコード)へのデータの保存、読み込みなどをとても簡単に実現することができます。 ダイナミックなコンテンツ携帯電話はとても「パーソナル」なものです。つまり、携帯電話へ情報を配信するということは、その持ち主の人へ直接情報を届けるということになります。 やはり、一人一人欲しい情報というのは違うもの。同じ情報をみんなにまとめて配信というよりも、その人に合った情報を配信した方がずっと効果的です。 Quiltでは、ダイナミックな(動的な)コンテンツの作成に対応しています。つまり、あらかじめデータを作っておいておくだけではなく、その人がそのときに欲しい情報を指定すれば、その人にとって「良い情報」をピックアップし、ひとつにまとめてその人に送り届けるといったことが可能です。携帯でのワン・ツー・ワンマーケティングを簡単に実現することができます。 Quiltの構成ここで、Quiltのしくみ・構成について簡単に説明します。 Quiltシステムに必要な機器・ソフトウェアQuilt Playerコンテンツを表示するために、携帯電話側に「Quilt Player」というアプリケーションが必要です。いわゆる、ホームページのしくみになぞらえれば、パソコン上のウェブブラウザにあたるものがこの Quilt Playerです。 現在、NTT Docomoの 900iシリーズ以降に対応しています。 コンテンツこれは、ホームページのしくみでいう「ホームページ」そのものにあたります。基本はQuilt Player用の形式ですが、イメージのデータなどがそのままの形式で別の場所(たとえば、ネット上)に保存されている場合もあります。 Quilt Playerの形式のデータは、たとえば、次のような方法で作成することができます。
インターネットウェブサーバ携帯電話に情報を配信するためにいわゆるインターネットウェブサーバ(ホームページ用のサーバ)が必要になります。ダイナミックなデータを作成する場合には、CGIなどの機能も必要になりますが、そうでない場合には、単純なHTTPサーバでも情報配信が可能です。 データベースコンテンツをダイナミックに作成する場合にはデータベースが不可欠です。また、ウェブ上でインタラクティブにコンテンツを作成する際にもデータベースを利用します。
Quilt システムの構成携帯電話でコンテンツを表示するために最低限必要なものは、Quilt Playerとコンテンツです。この二つを効果的にユーザの携帯電話へ送り届けるために、いろいろなシステム構成が考えられます。 ここでは、典型的な二つのパターンを紹介します。 単純な場合
これは、いわゆるホームページ上に、「Quilt Player + コンテンツ」のまとめたものを置いて、ユーザの携帯電話からまとめてダウンロードしてもらう、という形です。 ユーザは Quilt Player ごとダウンロードしてくるので、ダウンロードしてすぐにコンテンツを見ることができます。 コンテンツの入れ替えに対応する場合ただし、Quilt Playerに直接付属できるコンテンツの大きさには制限があります。そこで、より大きなコンテンツを楽しむには次のような形式になります。
あとは、同じように拡張コンテンツ部分を入れ替えればいろいろなコンテンツを楽しむことが可能です。つまり、パソコン上のブラウザでいろいろなホームページを楽しむのと似ています。 このほかにも、コンテンツの入れ替え方法や、ネット・ストレージへのアクセスによっていろいろなパターンが考えられます。
開発元:(株) ケイアンドエス :quilt@tsubasa.com Copyright (C) K&S Corporation.
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