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MLG(MuramasA League Go)
2003こいのぼりシーズンのコメント
2003こいのぼりシーズンが終了しました。参加してくださった皆様、ありがとうございました。
さて、優勝は四隅バンカーズです!六連覇の達成です。パチパチ。Sgodanさんが抜けても、強力打線は健在でした。打率ベストテンに4人が入るという圧倒的強さでした。
個人タイトルは近来まれに見る大激戦でした。sai-tamachanさんが好スタートを切って、大センセーションを巻き起こしました。そして、sai-tamachanさんを、K.OYAさんとTAUCさんという四隅バンカーズの強打者二人がじわじわと追いかけるということになりました。
結果は打率と防御率がK.OYAさん、ヒット数はTAUCさんとsai-tamachanさんが分け合うという結果になりました。パチパチ。
優秀防御率の方も大激戦ののち、Camelliaさんがタイトルを獲得されました。3回目のタイトル獲得です。パチパチ。一差の2位が5人という接戦でした。
さて、本対局は昭和52年1月12・13日に打たれた、第1期棋聖戦決勝、藤沢秀行九段(黒)対、橋本宇太郎九段(白)の7番勝負の第3局です。
名人戦が読売から朝日の主催に移って、読売が棋聖戦をはじめた第1期です。第1期ですので、挑戦手合方式ではなく、決勝7番勝負方式で打たれました。
決勝に残ったのは藤沢秀行九段と橋本宇太郎九段という両ベテラン。藤沢九段は石田、武宮、加藤という若手三羽烏を打ち破り、橋本九段は当時の大竹名人を破って、と激戦を勝ち抜いての決戦でした。
2局目まで終わって、1勝1敗。この対局が今後の進行を占う重要な対局になりました。
対局が始まると、いきなりステージ1の黒のボウシが出て、黒が主導権を握ります。この手は藤沢九段も自画自賛の手だったようです。白はかなり攻められる一方で、地道に地をとり、反撃の機会を待ち続けました。
黒はステージ28の逃げ出しに誤算があったようで、一気に形勢を損なってしまいました。ステージ29の後、右上で白が2子を抜いて微差ながら白が追い抜かしたようです。
黒はこれだけ気持ちよく攻めていながら、ひとつのポカで勝利を失うところでした。しかし、白はせっかく勝利をひきよせていながら、たて続けに失着を打ってしまいます。
その一つ目がステージ30でした。左辺で風車(かざぐるま)ができてからその右の白2子が種石としてずっとキーポイントになっていました。この2子をとる、とらせる、というところで水面下でずっと駆け引きが続いていたようです。
相手の意図をはずして、とらない、とらせられない、と反発してきた両者でしたが、最後に白がはずしてしまったようです。黒のステージ30の手は最終図を見ても非常に重要な手だったようです。その左にかなり大きなまとまった地がつくことになりました。逆に白がここへ打っていれば、最終的に1目半程度の差だったのですから、白の勝利は確実だったのかもしれません。
黒の藤沢九段はこの3局目で勝利を拾って、その後、4、5局目も内容的にも圧勝して、初の棋聖位に就きました。名人、天元などに続いて、「初物」に強い(第1期をとる)という評判の本領を発揮しました。
結果的に、この1勝は後の棋聖位6連覇につながり、藤沢九段の棋士としての歴史のなかでもひときわ大きな1勝になったようです。
(2003/5/25)
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